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トクマ亭?読書・社会科学・・・
このブログは、僕が読んだ本の感想をはじめとして、社会科学について、現代の政治や経済についての意見等を書いていくつもりです。日記に関する意見などは、どんどんコメントしてください。
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『文明』からの展開
少し遅くなりましたが、


あけましておめでとうございます。

本年も、トクマ亭ともどもよろしくお願いいたします。

さて、今年最初の記事は何にしようかと考えていたのですが、
結局、『文明』にしました。

年末から年始にかけて、『文明』を主題にした特集を多くやっていました。
みのもんたビートたけしが司会をしていたあれです。

その詳細についてここで述べようとは思いません。
興味がある人は、いくらでも本を読めば勉強できますし、TVを見るよりも
より正確な知識を手に入れられるでしょう。

ここで言いたいのは、だれがこの特集をみるのかということです。
ある程度知的好奇心を持つ人なら、こうした特集は見たいと思うのではないでしょうか。
しかし、そういう人は日本に多いとは、なぜか、思えません。

僕自身は、最近は、新書がベストセラーになったり、
電車でも本を読んでいる人を見かけることが多くなってきており、
「活字離れ」はすすんではいないと考えています。
むしろ、昔より本を読むようになっているのではないかと思います。

しかし、それでもこういった特集を、多くの日本人が好むとは思えません。
その理由の一つが、あまりに番組時間が長いこと。また、年末・年始は忙しいこと。
こういった外部的な理由のほかに、「日本人の興味の対象は、実学的な、直接役に立つことにしかむいていない」のではないかという内面的な理由があります。



僕は、この点が非常に大きな問題だと思うのです。

役に立つことを追い求め、効率ばかりを追い求めていると、息が詰まります。

役に立つことは、むろん必要ですが、そこをあふれる、教養があって、そこでようやくその人の

人生は楽しくなるのではないかと思うのです。楽しいとは、「笑う」ような楽しさだけでなく、

「充実」している楽しさだけでなく、「気分がいい」楽しさだけでなく。(僕は、最後の楽しさが最

もよくないと考えていますが・・・、)楽しいとは、「文化的に」視野が広く、あらゆることに、趣を

感じること、ではないかと考えるのです。

欧州の人は、こういったことを実践しているのではないかと思います。伝統を大切にし、それでいて、政治など必要なことには参加し、またそれでいて、(イギリスでは)『雲の楽しみ方』や『ワンダフルライフ』といった本がベストセラーになる。こうした生き方こそ、21世紀に模索されるようになるであろう生き方であると思います。効率や科学技術のさらなる発展は、人がついていけず、それゆえに人はそれを望みません。wiiとPS3の売れ行きを考えれば、よくわかることです。


話はずれましたが、こうした教養や直接役には立たないこと、は時間のある大学のうちしか取り組めないとおもいます。今年は、忙しいとは思うのですが、こういったことも忘れずに過ごしていきたいと思います。
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ナフザンス法定大学教授(不穏分子因果論)



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