トクマ亭?読書・社会科学・・・
このブログは、僕が読んだ本の感想をはじめとして、社会科学について、現代の政治や経済についての意見等を書いていくつもりです。日記に関する意見などは、どんどんコメントしてください。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【日経連動コラム1】 国家マネー?世界に広がる影響力?
中東・アジアの政府系ファンドを中心に三百兆円に達する国家マネーが、欧米の買収ファンドに代わる金融資本の担い手に浮上している。国家の意思を映すこれらのマネーは、国際的な政治・経済力のバランスに影響を与える可能性もある。

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ投資庁や中国の投資ファンドが欧米金融機関に投資したことが、先日大きなニュースになったが、政府系ファンドの欧米金融機関への投資は、推計で600憶ドル(約6兆7000億円)を突破した。これまで、世界を席巻していた欧米の投資系ファンドは、その資本金を癪入金に頼っていることもあり、サブプライムローン問題による信用収縮で動きを潜めているのである。

 こうした状況において、政府系ファンドは、どのような思惑で、物事を進めているのだろうか?
ポスト石油への先行投資
産油国は、先進国からの直接投資がなかなか増えず、石油枯渇後の新産業の育成を共通の課題としている。その中で、政府系ファンドは、原油収入や貿易黒字で増え続ける資金を、「ポスト石油」を見据えた国家の経済建設計画に従って外国企業に投資するのが、その役割となっている。たとえば、UAEはF1開催によって、自動車産業誘致をもくろみ、カタールは将来の経済の柱に金融・教育・医療を据えようとしているのである。こうした新興国の国家マネーによるグローバル産業への出資は今後も続くとみられている。

 それでは、先進国は、こうした状況、また政府系ファンドをどのように見ているのだろうか?
「奇妙な蜜月」と崩れる先進国優位
先進各国は、こうした国家マネーの投資先となるだけでなく、政府系ファンドの海外拠点の誘致にも力を入れている。政府系ファンドの海外拠点に選ばれれば、巨額の運用マネーの中継点として、その国は大きな恩恵を被ることができるからだ。こうした、奇妙な蜜月が続いているが、これを少し不思議に感じる人もいるかもしれない。
 それは、07年10月19日、G7は政府系ファンドの台頭に初めて言及し、「組織構造、リスク管理、透明性、説明責任」の重要性を説いて、警戒感を示していたばかりだからだ。この警戒感は、巨大な新興国マネーが民間主導の市場経済ではなく、“国家の論理”で動き出せば、民主主義と市場原理を旨とする先進国は国際経済の主導権を握れなくなる恐れがあるからである。
 しかし、この状況が一変したのは、サブプライムローン問題が発生したときである。
 長期保有が原則の政府系ファンドによる投資は、サブプライム問題で苦しい欧米金融機関にとっては「救い手」となっている。先進国の中央銀行が果たせる役割は、限界が見えてきていることも、この感情をより強いものにしている。政府系ファンドは、「悪玉」から「善玉」へと化けてしまったのである。

以上を見てきてわかるように、現在、世界のマネーを動かしているのは、欧米のファンドではなく、新興国の政府系ファンドとなっている。つまり、「主客転倒」であり、先進国が新興国を先導する時代は終わりつつあるといえる。現在は、中東やシンガポールといった市場経済志向の強い国家マネーの動きが目立っているが、投資戦略が政治・外交政策に直結している中国・ロシアの国家マネーが出てくると、より市場は混乱するかもしれない。

政府系ファンドの躍進は、新たな投資資金を活用する好機と市場経済をゆがめるリスクの両面をはらんでいる。

スポンサーサイト

テーマ:サブプライムローン問題 - ジャンル:政治・経済

経済って・・・ 内向.Ver
皆さん、経済について、というか経済学ってどういうものだと考えておられますか??

数学・図表が出てくる文系学問。
お金を儲ける学問。

いろいろ人によってあると思います。学者さんに聞いても、十人十色ではないでしょうか??


経済は、人の社会的活動の大部分を指すと思います。

そのため、辞書で「経済」を調べると

人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係。

のような、当たり障りのないものになってしまいます。


経済学は「社会科学の女王」と言われます。

自然科学に比べ不確定要素の大きい人間が深く関わる物が研究対象である性質上、数理的理論・実験が困難な分野が多い人文科学・社会科学の中において、特に積極的な数理的検証を試みている事が挙げられる。そうした性質から、経済学は物理学が「自然科学の王」と呼ばれているのに対し社会科学の女王と呼ばれている(ウィキペディアより抜粋)

世の経済の動きを数学的なモデルを用いて、解明しようとしています。



ここで言っておきたいのは、経済は、「人のココロ」というものが中心を占めているということです。

経済にとって、その根本のところで大切になってくるのは、「人のココロ」なのです。

このことは、最近のサブプライムローン問題を見ていてもわかると思います。

地価や住宅金額が「上昇することをみこん」で、次から次へと際限なく「買い」を続ける。
一度、暴落すると、「損害を極力少なくするため」次から次へと「売り」をする。

こういった、「過熱」ぶりが、経済の中心には「人のココロ」が中心にあることを端的に示しています。

つまり、結論として、

経済学は、このような人のココロ・行動に対して、数学的に・科学的に迫ろうとしているものなのです。

これをそのまま追及していくのが、現在主流の経済学で、市場主義といわれるものでしょう。

しかし、これから経済学を先に進めていくためには、これではいけないのではないかと思うのです。

経済学の面から言うと、「人のココロ」は数学や科学で言い表せるほど簡単なものじゃない、という反論があります。 

現実経済の面から言うと、今、世界の潮流は、科学技術の究極的追及から、(文化的)ヒトが(生物学的)ヒトとして幸せに暮らしていけるようにするという方向に変化しつつあるように思われます。
(つまり、ドラえもんの22世紀は遠のいたということでしょうか・・・?)

こうした点から、これからの経済・経済学は、人のココロや文化というものを基礎において、考えを進めていかねければいけないように思うのです。
こうした経済を「倫理的経済(学)」と呼ぶことにしましょう。


前者を追及していけば、必ず「衰亡」は訪れます。なぜなら、それは、「直進的」だからです。

後者を追求すれば、そこには、「進歩」というもののスピードがかなり遅れた社会が訪れます。しかし、「循環的」なので、将来は柔軟に考えることができます。

経済の前線で働いている人、特に金融関係で働いている人の多くは、前者の考え方を持っているように思われます。それは、世界との競争で、生き残るため致し方ないことかもしれません。
しかし、「経済がうまくいけば、人は幸せになれる」というのは、間違いです。

「人が幸せになるように経済を運営する」という考え方が大切です。
これの一つは社会主義という形で失敗しました。この領域に入ってくると、

「人に市場や経済をコントロールすることはできない」という主張が幅を利かせるようになります。僕自身もそのように思います。

競争一辺倒になるのでもなく、人がコントロールするのでもない、もう一つの道を模索すべきでしょう。僕は「互酬」というもの(つまり、性善説)に、かけてみてもいいのではないかとも考えます。

いま、経済は「進化」するのではなく、「進歩」すべきなのでしょう。

テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

つぶやき
昨日、日経平均株価が再度、大幅に下がりました。
このところ、株式市場に不安定な空気が流れてる中、
町村官房長官のこの発言。→参照HP

あなたは日本をどうしたいのだ、と言いたい。

テーマ:サブプライムローン問題 - ジャンル:政治・経済

『学ぶこと』の社会的立場って・・・
最近、ずいぶんと更新ができていませんでした?。

大学のテストが忙しくなってきたのもあるのですが。

とかいいつつ、最近は城山三郎さんの『落日燃ゆ』を読んでます。

今読んだところでは、広田弘毅(のちの首相)が、青年時代に、多くの志を同じくする仲間と、共に暮らし、互いに励ましあいながら、『お国のために役に立とう』と、がんばって勉強しています。

まだ、前半しか読んでないですが、最近の学生や若者には、あまり広田のような考え方はないんですかね?。

昨日ニュースで大きく取り上げられていた、「大学生の読書量」

たしか、月4冊以上が15%くらいで、全く読まない人が30%くらい。

これみると、ってか、知り合いとかリンクさせていただいてるブログの方をみててもわかるのですが、勉強してる人はしてるんですよね?。でも、してない人は全然してない。

最近の大学生の雰囲気や、企業が求める人材像として、「勉強」というものがかなり軽視されているように感じます。学生の間では、単位さえ取れたらいいという人が、ほんとに多いですし、バイトやサークルに明け暮れている人がかなり多いようです。また、企業のほうも、勉強のできる人よりは、なんというかより活発な人(?)を人材として求めているように感じます。

こういった点から、非常に悩みます。勉強していていいのかって。もっとほかに社会経験を積むべきなのかって。でも、一方で、経済関係の優秀な人材は求められているという声も聞きます。国のためには、もっと勉強することがたいせつだと。

いったいどっちなのか!!

この辺が、まだ迷ってるところなのです。

たしかに、バイトやサークルって、社会勉強としては、必要なことなのかもしれません。
それに、ぼくも、それほど勉強ばかりに打ち込んでいるほうではないし、やる気の出ないときが多いのも事実です。(だからこそ、雰囲気に助けてほしいと思うことが多いのかもしれません。)でも、学ぶことが『嫌い』というわけではないんですよね?。

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



来亭カウンター



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログランキング

ブログランキングに参加しました。あまり、制度がよくわかっていませんが、どうかひとつ、ぽちっとな。

FC2ブログランキング



プロフィール

トクマ法師

Author:トクマ法師
ナフザンス法定大学教授(不穏分子因果論)



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。